1月は二十歳の集いの振袖姿や、初釜の茶席へと向かう着物姿の女性を目にすることが多く
華やかで嬉しく思う時期です。
私もできるだけお出かけには着物で、と先日は着物で百貨店へお買い物に出かけてきました。
さて、お出かけの時『こんなものがあると、いざの時に便利ですよ!』と浴衣編をご紹介しましたが、着物の時も ちょっとバッグに入れておくと安心なアイテムがありますので、ご紹介いたしますね☺
着物でお出かけに便利な持ち物
安全ピン
クリップ(洗濯ばさみなど)
手ぬぐい
腰紐
安全ピン
何かと使える安全ピン。
どんな時に使うもの?というと・・・
>袖口から出てきてしまった長襦袢を見えないようにする
>たもとから出てしまった長襦袢が見えないようにする …など
どちらも、緊急を要することではないですし、見えたら絶対ダメ、ということでもありません。
ですが、『うーん、ちょっと見た目が気になる💦』、というお声もあります。
そんな時は 安全ピンでこっそり留めてしまうことができます。
袖口から出てくる長襦袢は、内側で長襦袢をつまみ、安全ピンで留めます。
たもとから出てきてしまう長襦袢は、着物のたもとを内側から安全ピンで留めます。
カンタンにできる応急処置です!
クリップ(洗濯ばさみなど)
こちらも何かと便利なクリップ。
裾をたくし上げて固定…お手洗いに行く時や雨の時
たもとを留めておきたい…手を洗う時など
手ぬぐいなどを留める …など
浴衣と同じように、お手洗いに行ったときなど 裾をぐるりとたくし上げ留めておくことができます。
雨のお出かけの時、雨ゴートを着る前に、着物の裾を濡らさぬためにたくし上げて留めておく、という方法もあります(雨ゴートを脱いだら、クリップを外して さっと裾をきれいにを整えてくださいね!)
また、お食事のときなど、手ぬぐいを帯に挟む方もおられますが、かわいいクリップでとめてもイイですね。
手ぬぐい
お食事の時
急な雨の時
活躍します(笑)
お食事の時、大判のハンカチをお持ちの方もおられますが 長方形の手ぬぐいは、帯から膝までゆったりとカバーすることができるので、重宝します。
また、急な雨で雨コートがない!という時に、「傘をさしてても帯が心配!」というシーンでは、帯に手ぬぐいをかけておくという応急処置ができます
大雨の時はそうしても難しいかもなので…やむまで待てると良いですね…。
腰紐
腰紐こそ何に使うの?と思われがちですが、先日 持っててよかった!が自分の身に起きました(苦笑)
>落ちてきた裾を留め直す
>たすき掛けにする …など
なかなか、たすき掛けはないかもしれませんが…(^^;
下前がずり落ちてしまい、今結んでいる腰紐だけでは直せない場合…そんな時は持っているこの腰ひもで、裾を整えて結び直すことができます。
私の場合は、その日 腰ベルトを使っていたのですが、腰ベルトの留め具が故障💦緩んでしまったのです。すそがどんどん下がってきて大変!腰ベルトはゴムなので、伸ばして結べないわけではないですが苦しくなりがちです。
なので、裾を整えて腰ひもを新たに結び直し、事なきを得ました。
持っててよかった…を実感でした(笑)
※この画像では、ピンクの腰ひもが緩んだ方/白い腰紐が新たに結び直した方 となります
お出かけの時にあまり荷物を増やしたくないですが、このアイテムはさほど大きくないので、バッグに忍ばせておいてもお邪魔ではないかと思います。
いざの時の安心グッズ、また他にもあればお教えくださいね.
和つなぎラボ
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