”着物を着てお出かけできる機会”を皆さんと一緒に増やしたい!と企画しましたお出かけ
イベント、おかげさまで楽しく過ごすことが出来ました。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました☺
11月に行った2つのイベントの様子を少し、ご紹介いたします。
◆ 洛趣会 ◆
毎年11月、京の老舗が一堂に「お売り申さず、お褒めにて候」とその年の逸品を展示する
『洛趣会』。
出展されている老舗店の各店がご招待した方々に、その年の逸品をご覧いただくために開催する2日間の催しです。川島織物も帯を出展していますので、和つなぎラボのレッスン参加者さんとご一緒に訪問してきました。
開催前日は各地で豪雨となり新幹線がとまってしまうほどの荒天で、お天気が不安でしたが当日は打って変わって2日間とも、暑いほどの秋晴れの日となりました。晴れパワーをお持
ちの皆さんに感謝です(笑)
さて、当日は11時に京都南座に集合。待ち合わせにも良い場所なので、私たち以外にも洛趣会へ向かう方が何名かおられました。通りには、国内外問わずたくさんの観光の方が行きかっていて秋の京都の賑わいを感じられます。(最近は年中賑わってるようで…)
この洛趣会は毎年開催する場所を変えているのですが、今年は祇園歌舞練場での開催でした。 耐震化工事後のお披露目もかねて…ということもあり『都をどり』を催す大劇場、新装となった小劇場も見ることが出来て良い機会となりました。
川島織物の今年の出品は、力強い松の文様の丸帯を 重厚感ある袋帯に復元した展示です。
帯それぞれの『表現したいポイント』に即して、織り方や糸使いを変えているということを
ご紹介いたしました。
会場内には着物や帯だけでなく、団扇やバッグ、御所人形、お香や京料理、お菓子など… 様々な種類の展示品が並びます。どれも煌びやかで、手の込んだ精巧なものばかり。眼福のひと時です。
展示品を拝見し終わったらお茶席へのご案内があり、とらやさんのお茶菓子をいただけます。日を変えて表千家さん、裏千家さんのお点前です。お菓子や茶席のしつらえのみならず、お運びくださるお社中の方々の装いもすばらしく、目が釘付けになっていました(笑)
京の雅を感じられる催しで、ご一緒した皆さんと”The京都”を満喫できたお出かけでした。
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◆ 帯供養 ◆
着物姿を彩る帯。帯が出来上がるまでには、命を頂いたお蚕さんや、その糸を使い帯を精魂込めて作り上げてくださった方々がおられます。関わってくれたすべてへの感謝の想いを
こめて供養する帯供養。紅葉が美しい京都北区の鷹峯、常照寺にて開催されました。
例年は5月だったのですが、秋に季節を変えての開催です。
常照寺は、才色兼備を称えられた二代目吉野大夫にゆかりのあるお寺で、今回の催しにも
島原から葵大夫さんがご参列下さり、華やかながら厳かな法要となりました。
また、お庭に設けられたお茶席では美味しいお菓子とお抹茶を頂くこともできました。
着物でせっかくお出かけするのだから美味しいものも一緒に…と、ランチも楽しんできました。
季節の食材を使ったつまみ寿司は食べるもの勿体ないほどかわいく美しく、ぺろりと
美味しくいただきました💛
紅葉の下での着物姿はとても映え、美しく静かな時間が流れていました。
京都市の北部に位置する鷹峯は、さすがに夕方は冷たい風が吹いて寒さも感じましたが
少し降った雨の後は大きな虹もかかり、秋の良い一日を過ごすことが出来ました。
今後も和つなぎラボでは皆さんと交流できるイベントや、着物レッスンの機会を増やして
いきたいと考えています。
こんなイベントがあったらいいな、などリクエストもお聞かせください☺
今回は残念ながらご一緒出来なかった皆さんも、次回はぜひお気軽にご参加くださいね!
また皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
和つなぎラボ
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