お太鼓の大きさやタレの長さ、折り返し部分の持ち上げ方をスムーズに
整えるためには?
名古屋帯のお太鼓の大きさを決める時、仮紐を使う方も多いと思いますが、
なかなかスムーズにできないとか、タレの長さの調節が難しいとか… そんなお悩みはありませんか?手で頑張って押さえてるけど気づいたらずれてしまう…ということも。
そんなお悩み解消が出来たらと
①クリップを使って固定し、それから落ち着いてタレを整える方法
②先にタレ先を固定する方法
の二つを動画で紹介します!
動画内では②の時にクリップを使っていませんが、もちろんクリップを使ってもやりやすくなります。
難しいと思っておられた方も、一度この方法を試してみてください!
【 お太鼓部分の作り方】
ーー ①仮紐とクリップで大きさを決める方法 ②先にタレ先を固定する方法 ーー
お太鼓の下線って、そろってないといけないもの?
お太鼓の下線はどこに合わせるべき?という質問も良くいただきます。
胴に巻いた帯の下のラインとお太鼓の下のラインがぴたっとそろっていても、そろっていなくても、どちらも問題ありません!お好みです。
お太鼓の大きさとは、帯枕を当てたところ(お太鼓の山)から、お太鼓の下のラインまでの長さになりますが、小さければ下線を下へずらす、大きければ下線を上へずらす、というように動かしても良いものです。
「そろっているほうがきれい!気持ちもシャンとする!」という方は合わせて、
「そろっていないのってなんだか粋でかっこいい!」という方はずらして、
どちらでもOKです☺またその時々のコーディネートやシーンで変えてみるのも素敵です。
大事なポイントは、折りあげた折り返し部分を、きちんと手先と帯締めが押さえているということです。押さえられていないと、だらりの帯のように落ちてしまいますのでご注意を!
折り返し部分が短い場合は、
・お太鼓の下線を決めた仮紐を外さず、胴に巻いた帯の中に隠して固定しておく
(上の写真でいうと ピンクの仮紐です。目立たない色の紐を使い、帯の下に入れてしまうと良いですね)
・お太鼓留めや小さいクリップなどを使って、見えない場所で固定しておく
というワザもあります。
大事なのは、お出かけ中に帯が落ちたり、ズレてきたりしないようにすることです。
難しく考え過ぎず、小技も駆使しながら(笑) お着物ライフを楽しみましょう!
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