着方教室などで生徒さんにお伝えしているコツを少しずつご紹介していますが、
今回は【着物の衿合わせ】です。
せっかく抜いたはずの衣紋が詰まってしまったり、長襦袢の衿がいつの間にか見えなくなっていたり…色々とお悩みがあるのを伺いますが皆さんは、衿合わせの時の手の動き、どうされていますか?
着物の衿合わせのコツ
以前のブログでもご紹介した
長襦袢の衿合わせでは、衿を肩方向へと斜め上に手を動かしました。
今回の着物の衿合わせは、真横の方向に動かすと失敗が少なくなります。
綺麗に衣紋を抜いた長襦袢の衿に対して、着物の衿はふんわりのせる、あてるだけで良いのです。
ついつい無意識に、斜め下に手が動きがちですが、“真横”を意識してみてください!
また、胸元のしわをとりたいなーとぐいぐい脇の生地を引っ張りすぎると、今度は衿が開いてしまいます。
しわだけが伸びるくらいの力加減と、空気を抜くイメージで優しく着物の生地を引いてみて下さい。
体にフィットしながら、しわが伸びていきますよ。
こちらの動画がご参考になれば幸いです。
ぜひご覧ください☺
和つなぎラボ
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